給湯器の種類を知ろう

2018/09/05

給湯器の種類イラスト

給湯器には種類があるって知ってますか?給湯器の交換を考えたとき、その種類が何種類かあるのを初めて知りました。
どれも同じじゃないの?どの種類を選べばいいの?普通は、今使っているものと同じ種類に交換するのがセオリーのようです。じゃあ、今どんな種類の給湯器を使っているの?そんな「?」だらけの私のような人のために、給湯器の選び方について説明いたします。

今使っている給湯器の種類は?

まずは、今使っているガス給湯器の機能を確認してみましょう。「追いだき機能」がついていますか?

1.ついている→ふろ給湯器
2.ついていない→給湯専用器

1.ふろ給湯器

お湯を作る給湯器の機能と、お風呂を沸かす風呂釜の機能を備えたタイプです。
これ一台で家中(キッチン・洗面所・お風呂)の給湯がまかなえ、お湯はりや追いだきが可能です。ふろ給湯器には、自動でたし湯をする「フルオート」とリモコンを操作してたし湯をする「オート」の2種類のタイプがあります。
オートとフルオートは、機能も違いますが価格も違います。機能を選ぶか、価格を選ぶか、よく考えて選んでくださいね。給湯器価格ランキングでは、オートとフルオートの価格も比較できますよ。是非参考にしてください。

(参考記事:フルオート ・ オート 機能の違い)

2.給湯専用器

お湯を作る給湯器の機能のみを備えたタイプです。単に「給湯器」とも呼ばれます。
これ一台で家中(キッチン・洗面所・お風呂)の給湯がまかなえますが、お風呂は蛇口からお湯を注ぐ形式で追いだきはできません。冷めたお湯に熱いお湯を注湯できる 「高温水供給式」と言われるタイプも給湯専用器のひとつです。機能は給湯に限られ追いだきができない種類ですが、価格が安いのがこのタイプです。

給湯専用器から追いだき機能つきのふろ給湯器に変更することも可能ですが、別途追加の工事費用が必要になってきます。(追いだき管接続工事・壁貫通工事費など)
そのため、交換する給湯器は、今使っているものと同じ種類(後継品)を選ぶのが一般的です。

暖房機能付きの給湯器もあります

ご自宅でガス温水式の浴室暖房乾燥機や床暖房をお使いの方は、給湯器に暖房機能が付いた「給湯暖房熱源機」が設置されています。

給湯+温水暖房機能付きの給湯器は「温水暖房付給湯器」、給湯+追いだき+温水暖房機能付きの給湯器は「温水暖房付ふろ給湯器」に分類されます。また、給湯機能がなく暖房機能だけの「暖房専用器」もあります。

(参考記事:ガス給湯暖房熱源機 (TES)とは?)

エコジョーズ?従来品?

エコジョーズロゴ
給湯器の機能を大きく分けると「従来品」と「エコジョーズ」の2つのタイプがあります。
簡単な見分け方は、↑の画像のように給湯器本体にエコジョーズのマークが入っているかいないかです。

まず従来品ですが、このタイプの給湯器はエコジョーズタイプよりも本体価格・工事費用が割安です。初期費用を抑えたい方におすすめのタイプです。
対してエコジョーズは従来品よりもガスの使用量が抑えられる経済的な給湯器です。初期費用は従来品より高いですが、年間コストで考えるとエコジョーズのほうがコストを抑えられる場合があります。

(参考記事:エコジョーズのメリット・デメリット)

設置場所と機能?

一軒家、マンション、アパートなど、ご家庭によって給湯器の設置場所は様々です。交換工事する時に割と重要な条件にもなります。
他にも「フルオート」「オート」と呼ばれる機能の違いなどもあります。

設置場所と機能については詳しく記述したページを作成したので、下記のURLから確認してください。

(参考記事:給湯器の設置場所を確認しておこう)

(参考記事:フルオート ・ オート 機能の違い)

家の給湯器をチェック!

給湯器の種類についてわかったら、さっそく現在使用している給湯器がどんな種類の給湯器なのか調べてみましょう。一般的に交換する機種は同じ種類のものであれば問題なく交換できます。
「おいだきができるようにしたい」、「エコジョーズにしようかな」など、給湯器に求める条件などが新たに発見できるかもしれません。

価格も一緒にチェックしてみよう

本サイトのランキングでは、一般的なご家庭で多く使われている「ふろ給湯器」「給湯専用器」「温水暖房付ふろ給湯器」の本体価格について比較しています。
いま交換したい給湯器はどれくらいの値段になるのかチェックしてみましょう。

価格ランキングをチェック

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-給湯器の選び方